朝鮮通信使が渡日したのは、室町時代と言われている。1428年正長元年に訪れたのが初めてで1439年と1443年にも渡日の記録が残っている。また、豊臣秀吉に派遣されたのが2回だったが、壬辰倭乱(文禄・慶長の役)により李氏朝鮮と日本間の国交は断絶し中断された。その後、再開となったのが江戸時代に入ってからだ。断絶した李氏朝鮮との国交を回復すべく日本側から派遣の打診があり再開したという。約200年間、12回の渡日の記録が報告されている。約400名の規模で派遣された朝鮮通信使は両国の友好と文化交流に大きな役割を果たした。

10月26日(日曜日)開かれた「第36回日本橋・京橋祭り」で、朝鮮通信使行列が再現された。韓国の朝鮮通信使文化事業会(姜南周委員長)が主管し、民団東京本部の全面的な協力により再現されたこの朝鮮通信使行列は室町から京橋まで中央通りを約2キロにわたり大行進、善隣友好・韓日文化交流促進をアピールした。
日本橋から京橋まで行進する朝鮮通信使の再現行列は、観覧する観客を李氏王朝にタイムスリップしたように思わせるほど雄大で素晴らしいものであった。また、街頭の観客は韓国の伝統的な風物ノリ(サムルノリ)の演奏と踊りに魅了され拍手が絶えなかった。