「制憲節」は
、韓国の4大祝日の一つで、1948年7月17日韓国最初の民主憲法が国民の手
により制定公布されたのを記念する日である。
韓国の憲法が作られた経緯は、1910年韓日
併合後、36年間の植民地統治下で耐え忍んだ韓国民は、1945年8月解放と伴う米ソ両国の軍政を終えた後、南北韓総選挙を実施しようとしたが、北朝鮮側の反対により1948年5月10日、国連軍の監視下において南韓だけの総選挙が実施され
こととなった。
198人の制憲国会議員を選び国会を構成、5月31日に制憲国会が召集され、憲法基礎委員30人と専門委員10人を選出すること
に決議し、これによって6月3日憲法基礎委員と専門委員が選出された。兪鎭午博士の素案をもとに、6月3日から6月22日まで16回にわ
たって会議を行い、6月23日本国会に上程。3回の審議を経て国会審議に通過、7月17日に公布・実施するようになった。
1948年7月17日公布された憲法は、第5共和国の出帆に伴い8回にわたった改憲を通じて今日に至っている。「制憲節」は1949年6月4日、大統領令第124号によって国慶日として定められた。 |